リリース311では、プラットフォーム全体のいくつかの機能のアップデートとバグ修正が行われました。
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機能と改善点
一般的な改善
- 複数のワークスペースを持つ顧客が、ワークスペース名とidのアプリ情報プロパティを使用できるようになりました(トリガー、式、変数ウィジェットのデータソースとして使用可能)。
- ラジオボタンとチェックボックスの外観がプラットフォーム全体で新しくなりました。
非推奨のお知らせ
- r320 / LTS 15では、いくつかのアプリのトリガー式関数が、正しく設定されていない場合、失敗し始めます。この変更は{{ROUNDDATETIME}}、{{TEXTTODATETTIME}}、{{ADD_TIME}}、{{SUBTRACT_TIME}}関数に影響します。r320 / LTS 15では、これらの関数が無効なタイムゾーンやdatetimeで構成された場合、エラーを投げ、トリガを失敗させます。それまでは、トリガは失敗しませんが、修正すべき式があることをオペレータに通知するために、エラートーストを表示します。これらの変更は、これらの関数によって誤ったデータが作成されるのを防ぐのに役立ちます。
バグ修正
リリース311には複数のバグ修正が含まれています:
参照チケット | 説明 |
---|---|
PLAT-42725 | リンクのインポート時に不適切な列名が作成され、影響を受けるテーブルの更新がロックアウトされるインポートv2のバグを修正しました。 |
PLAT-42794 | ステーショングループがアプリの開発バージョンを実行するように割り当てられている一方で、ステーションがアプリの "直近に公開されたバージョン "を実行するように割り当てられている場合に、公開されていないアプリを実行できない問題を修正しました。 |
PLAT-42327 | カスタムウィジェットトリガーで、異なるトリガーを切り替えたときにエクスプレッションエディターで誤ったデータソースが表示される問題を修正しました。 |
PLAT-42410 | プレーヤが他のアプリのスプラッシュ画面上にある場合に、アプリ・エディタの「プレーヤで実行」ボタンが期待通りに動作しないバグを修正しました。 |
PLAT-34955 | 新しいユーザーを作成するときにSAMLがアクティブであると、「Viewer (with Player access)」ロールを選択できるバグを修正しました。 |
PLAT-38574 | 同じレコードに対して2つの削除リクエストを発行した場合、2つ目の削除リクエストは500(サーバーエラー)ではなく204(レコードが存在しないため空の操作であることを表す)を返すようになりました。 |
リリース311に含まれるチケットIDの全リスト
PLAT-42794PLAT-42725PLAT-42558PLAT-42410PLAT-42327PLAT-42224PLAT-38574PLAT-34955PLAT-18615